1999年の日本を舞台に幕を開ける第4部で描かれるのは、杜王町(もりおうちょう)という限定空間で展開するサスペンス。主人公は杜王町に住む高校生・東方仗助(ひがしかたじょうすけ)。ある日、杜王町を訪れた空条承太郎から、仗助がジョセフの隠し子である事、仗助と町に危機が迫っていることを告げられます。やがて二人はこの町にスタンド使いが増えている理由、その裏に潜む危険な敵の存在を知ることになります。
スピンオフで有名な岸辺露伴など、個性豊かなキャラクターやスタンド能力が多数登場し、エピソードごとに楽しめる構成が、第4部の特徴です!
この部を読む東方仗助ひがしかたじょうすけ
ジョセフ・ジョースターの隠し子。気立てのいい不良だが、キレた性格を併せ持つ。
広瀬康一ひろせこういち
杜王町に住む正義感の強い少年。仗助と仲が良いため、様々な事件に巻き込まれていくハメになる。
虹村億泰にじむらおくやす
仗助、康一の同級生。仗助と敵対するも命を救われ、親友に。
空条承太郎くうじょうじょうたろう
ジョセフの意思により、仗助に迫る危機を伝えるため杜王町を訪れる。
ジョセフ・ジョースター
東方朋子との大恋愛の末に生まれた仗助を助けるべく、杜王町に来訪。
岸辺露伴きしべろはん
杜王町在住の天才漫画家。スタンド能力で人の記憶を読む事が可能。
山岸由花子やまぎしゆかこ
康一に一方的に想いを寄せる。怒らせると非常に怖いが、純な一面も。
吉良吉影きらよしかげ
杜王町に住む殺人鬼。女性の手を偏愛し、殺人を犯さずにいられない性の持ち主。目立たぬよう努力し、静かに暮らしている。
杜王町(もりおうちょう)
東北のM県S市にあるベッドタウン。ある事が原因で、スタンド使いが集まってきている町。
©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社