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「ジョジョの奇妙な冒険」アニメ10周年記念上映イベント「ダイヤモンドは砕けない」回レポート

2/26(日)MOVIX仙台にて「ジョジョの奇妙な冒険」アニメ10周年記念上映イベント「ダイヤモンドは砕けない」回が開催された。「ジョジョの奇妙な冒険」アニメーションシリーズ10周年を記念し各シリーズより選りすぐりのエピソードの上映行う本企画。劇場におよそ350名のファンが集まった第4弾「ダイヤモンドは砕けない」回では、仗助と億泰がイタリア料理を食べに行く第10話「イタリア料理を食べに行こう」、そして承太郎と仗助がネズミ狩りに向かう第16話「『狩り(ハンティング)』に行こう!」の2エピソードの上映が行われた。

上映終了後、興奮が冷めやらない会場で小野友樹(東方仗助役)、岩浪美和(音響監督)の2名がスペシャルトークを披露。

本作ので音響監督を務めた岩浪音響監督は、キャスティングのコツを「アニメは『性格』、吹き替えは『骨格』が要素の一つであり、歴代主人公を務めたキャストはみんなキャラクターと性格が似ている。」と明かした。

また小野は第10話をセレクトしたポイントについて、「収録前日に(高木)渉さんに『イタリア料理、食べに行きませんか?』と誘い、一緒に食べに行ったんですよ。収録に先駆けて『ゥンまああ~いっ』をいただきました(笑)」と話し、続けて第16話は、「(小野)大輔さんに『気合い入れろよ~!! 仗助・・・・・・』という承太郎のセリフだけは、友樹に向けて伝えた。って言ってもらったんですよ」と当時の思い出を振り返りながら語った。

そして小野はラッシュ時のセリフ「ドラララ」について、「当初、語尾を上げる形でやっていたんですけど、岩波音響監督に『終盤にかけて「ドラララ」を成長させてほしい』と言われ、語尾を押し込むように、腰を据えて演じていた」と裏話を明かしながら再現するシーンもあり、会場は熱気に包まれた。

その後も数々のアフレコ秘話が披露された本イベント。
最後に小野から「『ジョジョ』は皆さんの思いを特に強く感じる作品なんです。またジョジョを通してお会いできればと思います。杜王町、グレートな町だぜ!今日は本当にありがとうございました!」とファンに向けて熱いメッセージを贈り、会場は大盛り上がりの中イベントは幕を閉じた。

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